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Indexマーケットプレイス:データベンダー・エコシステムで、セルサイドのオーディエンスデータが活用可能に

2025年9月30日、世界最大級の独立系サプライサイドプラットフォーム(SSP)であるIndex Exchange Inc.(本社トロント)は、本日、Indexマーケットプレイスにデータベンダー・エコシステムを導入することを発表しました。これにより、オーディエンス、およびコンテクストターゲティングを保有する質の高いデータプロバイダーのポートフォリオを拡大し、追加のプラットフォーム手数料やカスタム接続が不要で、セルサイドで直接活用できるようになります。

2024年にIndexマーケットプレイスを発表して以来、セルサイドディシジョンの進化を支える基盤として機能しています。プラットフォームは現在、北米、アジア太平洋地域、中南米地域、欧州・中東・アフリカ地域において、1日数億件規模のインプレッションを取引し、2025年上半期には、プラットフォームの利用が前年比で3倍以上に拡大しました。現在、Butler/Till、dentsu、Icon Media Direct、InterMediaの代理店および、Big Happy、Chalice、Cognitiv、Genius Sports、inPowered AI、PadSquad、Scope3、SeenThis、Smart Supply by AI Digital、Tatariといった企業が、様々な場面でIndexマーケットプレイスを活用しています。これは、プラットフォームがエコシステム全体で、多様な戦略をサポートできることを証明しています。

「Indexマーケットプレイスは、inPowered AIのようなスタートアップがセルサイドで直接イノベーションを起こせるようにすることで、業界に真の変革をもたらしました」と、inPowered AIの共同創業者兼 社長、ピルーズ・ニルフォルーシュ(Pirouz Nilforoush)は述べています。
「データベンダー・エコシステムの登場により、スタートアップはこのイノベーションをさらに加速させ、広告主とパブリッシャーに確実な成果をもたらす、より迅速でスマートなソリューションを生み出せるようになります。Index Exchangeと共に、この取り組みを推進できることを光栄に思います。」

データベンダー・エコシステムは、高品質なオーディエンスデータをセルサイドで直接利用可能にすることで、Indexマーケットプレイスの拡大を後押ししています。断片的なパートナーシップやカスタム接続に依存せず、データはキュレーション済みのディールに、スムーズに組み込まれます。これにより、マーケターは精度とスピードを高めるだけでなく、取引の透明性と健全性も維持できます。データベンダーには、価値あるセグメントを市場に提供するためのシンプルかつスケール可能な方法を提供します。さらに、新規プロバイダーは、すべてのDSPにリーチ可能になり、代理店やマーケターは、データをどこで、どのように活用するのかといった選択肢を広げます。請求、許可・権限、レポートといった運用の複雑さをIndex Exchangeが管理することで、エコシステム全体は最も重要な「オープンインターネット全体でより良い成果を実現すること」に注力できます。業界の他のモデルと異なり、Index Exchangeはデータ手数料を請求しません。すべての収益が、データベンダーとパブリッシャーのメディアに直接還元され、市場において最も明確かつ効率的な収益モデルです。「プログラマティックにおける全ての進歩は、システムを効率化し、全ての関係者にとって、より価値のあるものになるべきです」と、Index Exchange最高収益責任者、アレックス・ガードナーは述べます。

「データベンダー・エコシステムは、別途データ使用料が発生しない仕組みです。隠れた料金やプラットフォーム手数料はなく、本来の価値がベンダーとパブリッシャーに直接届けられます。このアプローチが、取引を円滑にし、選択肢を広げ、より健全で競争力のあるマーケットプレイスを実現します。

データベンダー・エコシステムのローンチパートナーには、Attain、AudienceTown、Audigent(Experianグループ)、DoubleVerify、Dstillery、Experian、illuma、IRIS.TV、LiveRamp Data Marketplace、Lotame、Lumen、Mobian、Nano Interactive、Peer39、Proximic by Comscore、Samba TV、The Weather Companyが含まれます。

「この取り組みで、Index Exchangeと連携し、マーケティングデータとサプライをひとつに集約できることに、大きな期待を寄せています」と、Experian Marketing Servicesのアドテク担当バイスプレジデント、アリ・マック(Ali Mack)は述べています。「Experianのオーディエンスが、活用可能になり、広告主は、作業プロセスをより効率化でき、アドレッサビリティを強化できます。さらに、Indexマーケットプレイスが提供する透明性と選択肢も維持されます。」

データベンダー・エコシステムは、現在Indexマーケットプレイス上で、先行利用可能で、バイヤーは拡大するプレミアムデータプロバイダーとデータセグメントのネットワークにアクセスできます。このエコシステムは、2026年にパブリッシャーも利用可能になります。透明性が高く、効率的なオーディエンスデータ活用を通じて、サプライとデマンドの連携をさらに強化します。

Index Exchangeについて

Index Exchangeについて

Index Exchangeは、メディア企業があらゆる画面上のコンテンツから、収益を最大化できるように支援するグルーバルなサプライサイドプラットフォーム(SSP)です。当社は、業界のパイオニアとして20年間に及ぶ経験を活かし、優れた体験を提供する企業と世界有数のブランド企業をつなぎ、質の高い体験をお客様に届けます。 詳しくは、https://www.indexexchange.com/ja/またはLinkedInをご確認ください。

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