ブログ

意欲を高める:Index Exchangeのエンジニアリング 

エンジニアリングを第一に考える企業として、当社の基盤はテクノロジープラットフォーム、およびそれを改善、拡張し、改革するために集結した従業員です。‌また、当社のコアバリュー(中核となる価値観)および 市場全体の効率化というビジョンの実現に注力するテクノロジー企業を構築するために、多くの取り組みを行っています。 

Index Exchangeのエンジニアリングには、当社の運営方法を示すとともに、情熱を育み、信頼と透明性に取り組み、同僚たちから真のサポートを感じるための5つの重要な要素があります。  

単一のグローバルエクスチェンジと一つのグローバルチーム 

当社のビジョンである市場全体の効率化を実現するために重要となるのは、グローバル規模で展開するエクスチェンジです。テクノロジーチームとしての当社の組織や運営方法にも反映されています。 

カナダ、インド(英語)、米国、ドイツなど世界各国のエンジニアたちが、当社のプラットフォームが進化し続けているか確認しています。 

「Support each other. It matters.(互いに支え合うことが重要)」というコアバリューは、世界各地に配属されたチームが一つのグローバルチームとして働くという働き方の基となっています。私たちは時差を超えて協働し、インクルーシブで協力し合える環境を作ることに力を注いでいます。すべての従業員の意見が聞き入れられ、誰でも影響を与えられるような職場です。  

当社は実力主義であり、正解を導き出し、価値を生み出すことを常に重視します。当社では、お互いのことを話す時やサポートを頼む時、オフィスの場所や部署名ではなく、名前を使うようにしています。  

Index Exchangeでは、優れた人材は垣根をものともしません。限界を超えたイノベーションを実現し、「可能性」を書き換えます。 

あらゆる行動における信頼と透明性 

長きにわたり、アドテク業界は信頼と透明性の欠如に苛まれてきました。進歩するテクノロジーとは裏腹に、デジタル広告スペースはその複雑性から、マーケターたちが自分たちの資金がどこで使われ、投資に対してどれだけ収益があるのかを完全に理解することが難しくなりました。 

当社では、コアバリューである「Build real trust. It doesn’t just happen(真の信頼関係を築くには努力が必要)」を実践しており、世界各地の550名以上の社員が安全で透明性の高いマーケットプレイスの構築に取り組み、お客様やパートナー企業のために誠実な運営を行っています。 

エンジニアチームは、お客さまに最大限の効率性と信頼性を提供するだけでなく、お客様が信頼してパフォーマンスを測定し、最適化を図ることができるよう、エクスチェンジの詳細と完全な透明性を確保する新たなソリューションを開発するため、常に革新的な取り組みを行なっています。 

また、当社の信頼と透明性の取り組みは、ともに協力し合うという私たちの働き方にも広がっています。すべての作業や企画は、オープンかつ透明性をもってインクルーシブに行われています。業務報告で作業内容を隠したりしません。自らの仕事内容、同僚のサポートの内容、さらには企画からコードの各行やリリースに至るまで、オープンかつ透明性のあるトレーサビリティーを保つことに取り組んでいます。また、何を行うのか、いつ行うのかを互いに報告し合い、仕事が完了した時には共に喜びを分け合います。 

この業界に課題はつきもので、テクノロジーチームは常にその解決にあたらなくてはなりません。透明性と信頼があるからこそ、お客様のためにも、またテクノロジーチームとしても、迅速に革新し、適応し、成長することができるのです。 

グローバル規模で成長する人材

当社のエクスチェンジは、毎日3500億件のリクエストを取り扱います(参考として、Googleは1日あたり約85億件の検索(英語)を処理しています)。  

毎日数千億件のオークションを(数ミリ秒以内に)処理するには、当社のプラットフォームと広範なアドテクのエコシステムに関する深い知識が必要です。また、皆様の役に立つために革新を起こすスキル、ビジョン、勇気が求められます。  

当社のコアバリューには「Learn it. Then Teach it. (学び、教える)」というものがあります。エンジニアであれば、それは適切なテクノロジーを正しく活用し、誰もが利用できるようサポートすることを意味します。当社は常に新しい技術を模索し、新たなアプローチやソリューションを試行して、この業界を前進させていきます。  

当社のエクスチェンジで発生するあらゆる取引、取り入れられる様々なタイプのメディア、そして得られたインサイトは、私たちがエンジニアとして成長し、エクスチェンジをより良くするための機会となります。何が機能し、何が機能しないかを学び、それをチームやエクスチェンジの強化のためにフィードバックします。 

エンジニアチームの各メンバーは、成長する当社を支えるためのコードを構築するという点において、高い自主性が認められると同時に、大きな責任も負っています。会社が一歩前へ進むと、業界も前進し、そして私たちも支え合いながら前進していきます。 

自分の影響力が大きい会社規模 

当社はヒューマンスケールで仕事をしますが、仕事はインターネットスケールです。 

当社のコアバリューには「Be intentional. Launching is fun. It’s the landing that counts.(意図を持つこと。離陸は楽しいが、重要なのは着陸)」というものがあります。当社は、結果と影響力を重要視しています。すなわち、結果を出そうとしている人たちのために障害を取り除き、確実に一緒に前進していくということを意味します。 

当社は、全社一丸となってエクスチェンジを通した価値の創出に専念しています。Index Exchangeは共通の目標に向かって共に歩むことのできる小規模な企業でありながら、共に協力し世界中のインターネットに大きな影響を与えることができるほどの大きな規模も有しています。 

世界各地に拠点を展開していますが、他のチームが取り組んでいる内容を知ることができ、自由に協力し合ったり、各自で交流したりすることも可能です。当社には経験豊富なテクノロジー企業のサポートやインフラストラクチャーと、小規模企業ならではの仲間意識、つながり、協力体制があります。ともにグローバルな影響力を生み、与えることに取り組んでいますが、その過程を楽しむことも忘れません。  

インクルーシブで協力的なチーム

Index Exchangeは、変化、サポート、学習、信頼、意図という価値観を基盤として築き上げられた企業です。当社はテクノロジーのみでなく、チームにもある自立性や風通し、透明性にも誇りを持っています。Index Exchangeの多様性のあるインクルーシブな文化は、私たちが持つそれぞれの違いをどのように活かすことができるかを示しています。 

当社ではあらゆる背景を持つ多様なエンジニアからなるグループを築いています。それにより、お客様にとってより良いソリューションを生み出し、チームの創造力を育むために役立つと考えています。チームワーク、インクルーシブ、ダイバーシティーを称えることによって、エンジニア一人ひとりがサポートされ、尊重されていると感じられるように努めています。 

当社は日々、真のサポートと協力で、コアバリューである「Change. Embrace it. Lead it.(変革し、それを受け入れ、導く)」を実践しています。チーム(エンジニアリングだけでなく、Index Exchange全体)を超えた連携において、当社は業界が抱える最も複雑な問題の解決のために、人材とテクノロジーに注力していきます。 

アドテクの可能性をあらゆるチャネルに広げるため、Index Exchange、そして業界の発展に貢献する情熱と意気込みのある優秀な技術者を求めています。Index Exchangeでは、才能を活かして世界に貢献できる強い意志と情熱、意気込み、謙虚さを持ち合わせた方を探しています。 

Index Exchangeのエンジニア関連の求人情報は、キャリア情報をご覧ください。  

Ray Ghanbari

Ray Ghanbari

最高技術責任者

ガーンバリは最高技術責任者として、Index Exchangeのエンジニアリング、ITおよびインフラストラクチャー関連組織を統括し、広告テクノロジーの進化を加速するという同社のミッションの達成に寄与するソリューションの構築に注力します。レイは、約30年にわたるテクノロジー関連また起業家、ソートリーダーとしてのリーダーシップ体験、さまざまな業界におけるアナリティクスやデータ指向の価値創出に関する深い造詣を同社にもたらします。 直近では、Solera Holdingsにおいて北米の全製品開発を担当し、大規模IoTテレマティクスプラットフォームと商業フリートサービスに注力しました。レイがCTOを務めたOmnitracsがSoleraに買収されたことに伴い、同社に加わることになりました。それに先立ちレイは、FICO、UnitedHealth Group、Overture/Yahoo!、Vital Images、その他高成長を遂げる初期~中期段階の企業数社で技術関連の役員職を歴任しました。 レイは、マサチューセッツ工科大学で電気工学とコンピューター・サイエンスの博士号を取得しています。加えて、英国ケンブリッジ大学で物理学の修士号を、またイリノイ大学アーバナ校で電気工学とコンピューター・サイエンスの理学士号をそれぞれ取得しています。

ブログに戻る