広告ポッドの改善:広告配置における透明性

Rob Hazan, ストリーミングTV 製品担当バイスプレジデント
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広告ポッドの配置や番組内の広告スロットに関する透明性を高めることで、メディア企業は収益を拡大し、バイヤーがメディアへの投資を最大限に活用でき、より優れた視聴体験を提供できます。 今回の動画では、OpenRTB2.6がプログラマティック・ストリーミングTVの広告ポッドを改善するために、広告配置の透明性をどのように取り入れたのか解説いたします。

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広告ポッドの配置に関する透明性を理解する

テレビ放送では、番組内のテレビコマーシャル枠、あるいはテレビコマーシャル枠内のどの位置なのかによって、価格が異なります。 

例えば、番組内の最初と最後のテレビコマーシャル枠やテレビコマーシャル枠内の最初と最後の広告スロットは、「プレミアムポジション」と呼ばれています。これらの配置は、視聴者が見ているコンテンツの直前・直後に放送されるため見られる可能性が高く、その価値が十分に認識されています。 

コネクテッドTV(CTV)では、プログラマティックで広告枠を購入するバイヤーは、どの広告ポッドや配置に入札しているのか把握できませんでした。同様に、メディア企業も配置により異なる価値を効果的に最大化できませんでした。メディア企業とバイヤーは、入札を単にメディア企業の裁量でアレンジできるクリエイティブの集合体として扱わなければならないのが一般的でした。 

OpenRTB 2.6では、コネクテッドTV(CTV)の広告ポッド入札を新たにサポートし、透明性、収益化、視聴者体験を向上させる機会を実現しました。 

OpenRTB 2.6では、複数の広告ポッドや配置を区別するための標準化された方法を開発し、メディア企業が入札リクエストで使用できるフィールドを導入しています。 

  • podidは、各広告ポッドにIDを割り当てられ、複数の広告ポッドを1つの入札リクエストで販売できます。 
  • podseqは、広告ポッドが番組の最初、中間、最後に位置するか示すことができます。 
  • slotinpodは、広告ポッド内の広告スロットの位置を示します。 

一方バイヤーは、入札する広告ポッドを選択し、入札レスポンス内のslotinpodフィールドを使って、広告ポッド内の特定の広告枠の位置を選択できます。 

このパラメーターは必須ではありません。 メディア企業が、収益化ニーズに基づいて実装でき、バイヤーは、入札戦略に合わせて変更できます。 

また前回のビデオで紹介したOpenRTBの柔軟な広告ポッドのサポートにより、メディア企業は、バイヤーの需要、各収益化ニーズ、掲載したい広告数に基づいて、広告ポッドをその場でダイナミックに構築できます。 

広告配置に関する高い透明性と組み合わせることで、広告収益と広告掲載数、視聴者体験のバランスを調整できるオプションを可能にし、コネクテッドTV(CTV)の収益最適化をより細かく管理できるようになります。 

例えば、メディア企業が番組やストリームの目標収益を設定し、最初の2つの広告ポッドのみで、その収益目標を達成できた場合、残りのテレビコマーシャル枠を削除したり、短縮したりできます。 

OpenRTB 2.6の新しい広告ポッド機能は、メディア企業が収益を最大化し、バイヤーはメディアへの投資を最大限に活用できるようサポートする上で重要な役割を果たします。最終的には、より優れた視聴者体験も実現します。 

業界全体がOpenRTB 2.6を導入し、新たな可能性を広げ、プログラマティック・コネクテッドTV(CTV)が発展することを願っています。OpenRTB 2.6プロトコルが利用可能になった今、シグナルと透明性が高まる前に業界全体で導入する必要があります。   

導入の準備が整い、サポートが必要な場合はお気軽にお問い合わせください。皆様がお求めのサポートをご提供いたします。 

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